1990年代にはソビエト社会主義共和国連邦や東欧の社会主義国家は次々に崩壊し、現在、社会主義を称える国は中華人民共和国、ベトナム、ラオス、キューバ、北朝鮮などとなり、その中でも中華人民共和国やベトナム、ラオスは市場経済を導入し、政治的には共産党一党独裁を堅持しながらも一種の混合経済化が進んでいる。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は独自の「主体思想」による鎖国的な独裁体制を堅持している。日本の社会民主党は社会主義インターナショナルに加盟している。
一方、中南米ではキューバの社会主義政権存続に加え、1990年代末より市場開放による国内産業の壊滅や貧富の差の拡大もありベネズエラ、エクアドル、ニカラグアなどで社会主義路線を拡大する国が続いている。
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社会主義の多くの潮流は啓蒙主義(進歩主義、社会改良主義)であり、歴史や人間を社会の観点で見る場合が多い。特にマルクス主義は「下部構造と上部構造論」で「経済の発展段階のみが社会(政治・法律・文化など)を決定し、時代や地域での多少の相違は本筋ではない」とした。(ただし、マルクス主義内部でも構造主義的マルクス主義の重層的決定論をはじめとして、上部構造の下部構造への影響を認める議論も少なからずある)
このため人文主義の保守主義者から「善政を行った権力者や労働条件の向上を目指す資本家もいる」、「歴史は多様で、人間の幸福感も色々である以上、個々人のあり方が重要である」などと批判される。